『父、帰る』(2003年ロシア)

最近また映画をよく見るようになってきました。ロシア映画と言えば『戦艦ポチョムキン』ぐらいしか知らなかったのですが、今回2004年日本で公開されたロシア映画『父、帰る』を見ました。
この映画は2003年ベネチア国際映画祭グランプリ金獅子賞、新人監督賞を受賞したそうです。

私がかってに書くあらすじ
母親と祖母と2人兄弟で暮らしていた家に、写真でしか見たことがない父親が12年ぶりに突然帰ってくることから話しが始まります。

兄弟が遊びから帰ると母親が「パパが寝てるから静かにしなさい。」
兄弟:「へ・・・パパ?」
ドロボウみたいな子汚い男がベットで寝ています。
父親が帰ってきても母親と祖母の顔は全然うれしそうではなく、無表情。
兄弟:「パパはどこから来たの?」
母:「帰ってきたの・・・」
何の説明もしません。

で、急に父親と兄弟の3人で旅行することに・・・訳わからなく無人島へ行くことになり、この父親は無人島で謎の行動(穴掘って昔埋めた箱を掘り出しているようです。)をとります。
兄弟は、この父親、優しくないし、訳わからんし、不信感を募らせていきます。
そしてついに弟の怒りが爆発・・・悲劇がおこります。

コメント
私が書くあらすじを読むと面白くなさそうですが、印象に残る映画なのは間違いありません。
結局このオヤジは何者なんだかわからなく、映画は終了します。観客が勝手に想像してくれということなんでしょうか?東野圭吾の小説を読んだ後みたい。
私はDVDでみたので、ボーナス映像として監督のインタビューを見ることができたのですが、
「オヤジが無人島で掘り出した箱はなんですか?」
監督:「今思うとベネチア映画祭でもらった金獅子が入っていた箱に似ていたな。金獅子が入っていたんじゃないの。」
このインタビュー見たら、一気にアホらしくなりました。作り手はなんにも考えて作ってなさそうじゃん。

ですが・・・やっぱり記憶に残る映画ではありますよね。北野武の『HANA-BI』よりよっぽどいい。因みに、兄役の子供はこの映画の後すぐ事故で亡くなったそうです。ご冥福をお祈りします。









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